遅れながらの仕事道具更新 IPad Pro

ながながとブログを書く時間と気力がありませんでしたが
ずっと欲しかった念願の仕事道具を手に入れました!
それは…

iPad Pro 12.9

です!
ご存知の方はご存知で、「何をいまさら!?」とか思うかもですが
このiPad Pro 12.9インチの発売年は2015年で、2年も前になるものです。
しかしながらさすが使ってみるとその古さを全く感じない期待にしっかり応えてくれるものでした。ちなみに購入したほぼ同時期に新バージョンのiPadProが発売されショックかと思いきや画面フレームレートなどが向上しただけでさほど変わっていませんでした。

今まで使っていたのはN-trigという方式のスタイラスペンが使えるウィンドウズのタブレットを使っていましたがスペック的には問題なかったのですが、やはりペンと画面との距離や描き心地、画面の解像度などかなり不満がありつつも使っていました。

なぜiPadを選んだか。

そもそもiPadProに決める前はかなり調べ悩みました。
ペンが使えるツールとしてポイントとして置いていたのがいくつかあります。

1つはペンの書き心地
2つは画面の大きさ、解像度
3つ目は作業効率(描き始めから最後まで経由の少なさなど)

タブレットPCで絵を描くことのメリットは下書きから清書までをそれだけで完了できることです。
紙に描く正確さは確かにあるのですが、それをスキャナーやカメラでパソコンで取り込みマウスで編集するのは意外に面倒でありました。
さらに僕の絵の描き方にも大きなメリットもあります。実物の紙の上で絵を描くとどうしても修正がしにくいこと、色の調整も描いている段階では変更がききません。しかしタブレット上で描くことによりその描いたときにそれらが調整し確認することができます。
新たな技法に挑戦したり、例えば描いた線をあえて消したり削ったりして実際に紙に描くことのできない表現が可能になりました(分かる人には分かる?細かいことは企業秘密…)

今現在ではとてもよいタブレットがいくつも出てきています。

3つ目の作業効率を考えた上だと
Surface ProやSurface BookなどのWindowsタブレットは今まで使っているAdobe製品がそのまま使えるのでとても魅力的でした。





ペンの作りもペン先を変えられたり拡張性もあること、書き心地も紙に近いものです。
しかし1点ネックになるのがジッター問題でした。ジッター問題はゆっくりペンを動かし直線を描くと線が揺れて描かれてしまう問題です。現在はかなり改善されているようです。
Surface系タブレットPCは解像度も画面も綺麗、パソコンとしてもそのまま使えることはかなりメリットです。長い間Windowsユーザーであった僕にはとても魅力あるものでした。iPad

それでもiPad?

それにもかかわらずiPadProに決めたのは大きな理由があります。
1つは手に入れやすいこと
販売数も多く、中古もたくさん出回っており手を出しやすい値段が多いと思います。

2つ目はデザイン・ユーザーインターフェースが優れている
Apple製品の素晴らしさはやはりこれだと思いますが、見た目の品質だけでなく使い勝手、触り心地は本当に最高です。
アプリの設計もそれにならいシンプルで、特にイラストを描くアプリは余計なツール枠でキャンバスを削られることがなく見やすく描きやすいことです。

3つ目 色や画質がきれい 画面サイズが大きいちょうどいい
画面サイズは大きいものを欲していました。SurfacePro4などは12.3インチなのですが実際見るとなんだか小さく感じ、絵を描く人向けだけに作られていないという感じでしょうか。ほかにcintiq companionなどもとても魅力的なのですが未だにとても高価で手が出せそうにありませんでした。

4つ目 ペンの書き心地
これはかなり決めた要素として大きいです。iPadProのオプション製品ですが、Apple Pencilというペンの描き心地は、初めてApple Storeで体感したとき感動しました。ジッターなどの線がゆがむこともなく、追尾性など、その他すべてにおいて実際に紙に描くペンに近いものでした。

一つだけネック?

重要視していた一つに作業効率をあげていましたが。僕が普段使うパソコンはWindowsなのでiPadとの互換性はあまり高いとは言えません。ファイルによっては変換を余儀なくされます。
しかしながらインターネット万歳ですね。または無線LAN環境のおかげで余計なファイルのやり取りがなくなり、クラウドサービスを使うことにより外部メモリやケーブルで接続しファイルをやり取りせず、即ファイルを共有できるようになったので全く不便と効率の悪さはなくなりました。
Cintiq Companion2などに搭載されている単独で使用するだけでなくパソコンにつなげ液晶ペンタブレットとして使用できることにも魅力を感じていましたが、それもiPadでも可能な方法も見つけました。
WindowsではDuetというアプリを使用しApple PencilでWindowsのソフトが使うことができるようです!

あとちょっともう一つ。
音もめちゃくちゃいいですね。soundcloudとかでbgm流しながら絵を描くとか最高に心地よくやる気が出ます。しかもバックグラウンドで再生していても遅くなったりしないところもiOSのすごいところなのかなと思いました。


そんなこんなで感動とかなり満足感を感じているためブログを久々に描きました!
絵描き用タブレットを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

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